【3月6日第5回地域防災報告会】避難所施設を活用した防災教育・地域防災活動の展開-信州大学教育学部附属松本小学校・松本市元原町会の活動報告-実施報告

1.実施概要

・開催日程 令和7年3月8日(土)13時30分~16時00分

・会場 信州大学教育学部附属松本小学校 体育館

・共催 信州大学教育学部防災教育研究センター・株式会社LIXIL・松本市元原町会・信州大学地域防災減災センター

・後援 長野県・長野県教育委員会・松本市

・参加者数 52名

・主な参加者 信州大学教育学部附属松本小学校保護者,松本市元原町会住民,日本防災士会長野県支部会員,行政職員 等

2.内容

・概要

 松本市の指定避難所である附属松本小学校では,断水時にもスムーズに利用できるレジリエンストイレの設置をはじめ避難所環境改善に資する機能改修を2020 年に行った。それら施設を活用して,信州大学・株式会社LIXIL では防災教育と附属小を避難所として利用する松本市元原町会と連携した地域防災活動を継続的に支援してきた。これら学校防災教育と地域防災活動の成果を報告した。

・プログラム

13:00     受付開始

13:30-13:40 趣旨説明(信州大学教育学部防災教育研究センター長 廣内大助)

13:40-14:00 附属松本小学校4年西組児童による学習成果発表

14:00-14:20 附属松本小学校から全国に広がるレジリエンストイレ活用事例

(株式会社LIXIL 杉浦功)

14:20-14:30 休憩

14:30-15:10 トイレ体験

              ①簡易トイレ体験⇒②通常トイレ体験⇒③レジリエンストイレ洗浄体験

15:10-15:30 元原町会防災活動経過報告と今後について(松本市元原町会 高橋功)

15:30-15:40  附属松本小学校における防災教育(附属松本小学校教頭 田代佑夏)

15:40-15:50 質疑応答

15:50-16:00 閉会挨拶(松本市危機管理部危機管理課)

・当日の写真

3.マスコミ報道実績

<新聞>

・3/12 市民タイムス 「児童と住民 防災学び合う 信大付属小で地域報告会」

<テレビ>

・3/26 18:15~放送 テレビ信州 ゆうがたGet!every.内

 特集:東日本大震災から14年学校と地域が連携 防災への取り組みは今・・・見えてきた課題は・・・

4.参加者アンケート

・子ども(小4)でよくポイントとなる言葉を体験し伝えている。住民目線では子どもの言葉がとてもよく伝わります。やはりどんなことでも自らの手足目を使ってやらないと次の課題解決にすすまないですね。

・災害時のトイレ事情はとても気になることでしたので今回の報告会にてとても勉強になりました。備えは必要だと漠然とした考えでしたが今はどんな物がまず優先的に用意しなければならないなど子供と一緒に理解できたと思います。

・避難所は行ったらいいとしか思ってなかったが当たり前に開けてくれる人、開設してくれる人がいなくてはならない事は忘れていた。自分たちの地域でも自分事として自ら進んで動けるマニュアルは欲しい(まずあるのか?)と思った。

・地震が起きるたびに南海トラフの可能性はというニュースを拝見します。南海トラフの大地震が起きた際、附属小の近くで地震が起きた際に自分たちがどのように避難するかはとても大事な事なので小学生のうちからこのような対策などを学ばせていただき大変ありがたいです。他の場所でも発表する機会をいただき、松本市がさらに防災意識が高くなると多く人がもしもの時に備えられると思いました。先生はじめ多くの方々のご指導ご支援ありがとうございました。

【参加者の感想(一部抜粋)】

以上